鶏胸肉の下味冷凍レシピは、時短になるので忙しい毎日でも美味しい料理が食べられるので人気ですよね♪
鶏胸肉は下味冷凍することで、時短だけでなく味が染み込みやすくい、柔らかくなるなどのメリットもあります。
今回は、鶏胸肉の下味冷凍レシピで人気の照り焼き・塩麹・唐揚げ・ケチャップ味を紹介しますね。
人気レシピ以外にも、鶏胸肉の下味冷凍でより味が染み込みやすくなるそぎ切りや、旨味が逃げにくくなる解凍方法も解説します!
下味冷凍で、鶏胸肉を簡単に美味しく調理しましょう♪
鶏胸肉の下味冷凍で人気レシピに共通する下準備を解説
鶏胸肉の下味冷凍人気レシピを作る際に、全てのレシピに共通してやっていただきたい下準備を解説しますね。
下味が染み込んで鶏胸肉が柔らかくなるそぎ切りの方法と、肉の旨味を逃さない解凍方法をそれぞれご紹介します。
鶏胸肉が柔らかくなるそぎ切りで保存しよう
鶏胸肉を柔らかくしっとり下味冷凍するために、鶏胸肉はそぎ切りで保存しておきましょう。
そぎ切りのやり方はご存じの方もおられると思うので、「知ってる!」という場合は読み飛ばしてくださいね。
【鶏胸肉のそぎ切り】
①鶏胸肉をじーっと見ていると様々方向に筋が入っているので、同じ筋の向きごとに3分割する。
株式会社ビスネット
②分割した鶏胸肉を筋を断ち切るように、繊維の向きに対して90度で切っていく
私は以前まで鶏胸肉を一口大に適当に切っていたのですが、そぎ切りをするようになってから柔らかく火も通りやすくなって驚きました。
味が染み込みやすいそぎ切りは下味冷凍との相性抜群なので、ぜひそぎ切りで保存してみてください♪
鶏胸肉の下味冷凍の解凍は冷蔵庫がベスト!
紹介するレシピに共通する鶏胸肉に下味を付けて保存袋で冷凍する際のポイントは以下の通りです。
- 冷凍する際は冷凍用のジップ付き保存袋を使用する
- 冷凍庫に入れる際、急速に凍らすためにジップ付き保存袋をできるだけ金属製のバットに載せて保存する
全レシピ共通の解凍方法も紹介しますね。解凍は冷蔵庫での解凍がドリップ(肉の表面につく赤い液体)が一番すくないのでおすすめです。
ドリップが出るということは、鶏胸肉内の水分や旨味も一緒に出るということなので、なるべくドリップを出さないように冷蔵庫でじっくり解凍しましょう。
【冷蔵庫での解凍方法】
- 調理で使う6時間程度前に冷蔵庫に移しておく
- 朝に使用する場合は前日の夜、夜に使用する場合は当日の朝などで良い
【流水での解凍方法】
- ジップ付き保存袋のまま、ボウルなどに入れて流水にさらすか氷水に浸ける(浮いてくる場合は重しなどを乗せる)
- 時間は鶏胸肉1枚につき10分〜(水温をみながら調整する。完全に解凍せず、一部凍っている部分があるのがベスト)
【電子レンジでの解凍方法】
- 解凍ムラができがちで、あまりおすすめでは無いので急いでいるときのみが良い
- 電子レンジの弱モード(100〜200w)か、解凍モードで1分ずつ上下を返して様子をみながら解凍する
私はよく冷蔵庫に移すのを忘れてしまうので、氷水で解凍していますが、そこまでドリップもなく美味しく頂けています。
ちなみに、鶏胸肉を冷蔵庫から出してキッチンなどに置いておく常温解凍は、菌が繁殖して食中毒のリスクになり得ます。
室温でゆっくり解凍すると、食中毒菌が増える可能性がある。
農林水産省
できる限り冷蔵庫で解凍して、し忘れたり急ぎの際は流水解凍がいいですね。
それでは、これらのポイントを踏まえて鶏胸肉の下味冷凍人気レシピを紹介します。
鶏胸肉の下味冷凍で人気の王道レシピは照り焼き!
甘辛い照り焼きはご飯も進みますし、味がしっかりしてるので、お弁当にも使えますよね。
一緒に玉ねぎなど野菜を入れて冷凍保存しておけば、野菜も摂れるのでおすすめです♪
【材料 2人前】
- 鶏胸肉 2枚(400〜600g程度)
- 醤油 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
- みりん 大さじ2
【レシピ】
- 鶏胸肉をそぎ切りにしてチャック付き保存袋に入れる
- 1に調味料を入れてよく揉み込む
- 2の空気を抜いて冷凍保存する(3週間程度保存可能)
- 食べるときは解凍し、中火で熱したフライパンにサラダ油をひいて3を投入する
- 時折裏返して中に火が通るまで蓋をして焼く
- 火が通ったら蓋を取って、鶏胸肉に照りが出るまで炒める
私はこれをご飯の上に乗せて、卵黄を落として丼にして食べるのがお気に入りです♪
鶏胸肉は下味冷凍で塩麹に漬け込めばしっとり柔らか♪
栄養価の高い発酵食品の塩麹ですが、鶏胸肉の下味冷凍に使用することでお肉をしっとり柔らかくできます!
鶏胸肉はコスパも良くて栄養もありますが、たまにパサパサしてしまうのが気になりますよね。
主人もこのパサパサが嫌いで、我が家では一時鶏胸肉の使用を禁止されていました。
しかし、塩麹で下味冷凍することで、鶏胸肉がしっとりして主人も美味しいと言ってくれたので、パサパサ感が気になる方は一度試してみてください!
【材料 2人前】
- 鶏胸肉 2枚(400〜600g程度)
- 塩麹 大さじ2
【レシピ】
- 鶏胸肉はそぎ切りにして、チャック付き保存袋に入れる
- 1に塩麹を入れてよく揉み込み、空気を抜いて冷凍保存する(3週間程度保存可能)
- 解凍後、フライパンを中火で熱してサラダ油をひいて鶏胸肉を投入する
- 焼色が付いたら裏返して蓋をして蒸し焼きにして、火が通ったら完成
塩麹は焦げやすいので、焼きすぎにお気をつけください。
下味冷凍で保存する際に、パプリカや玉ねぎ、きのこ類などお好きな野菜を切って入れて一緒に焼けば栄養面もバッチリですね♪
鶏胸肉の下味冷凍の唐揚げは味がより染み込む
唐揚げも鶏胸肉で作るとパサパサがなりがちですよね。
下味冷凍した鶏胸肉を唐揚げにすることで、パサパサ感も抑えられ味もしっかり染み込みますよ♪
【材料 2人前】
- 鶏胸肉 2枚(400〜600g程度)
- A料理酒 大さじ4
- A醤油 大さじ4
- A生姜チューブ 2センチ〜
- Aにんにくチューブ 2センチ〜
- 片栗粉 適量
- 揚げ油 適量
【レシピ】
- 鶏胸肉はそぎ切りにして、チャック付き保存袋に入れる
- 1にAの調味料を入れてよく揉み込み、空気を抜いて冷凍保存する(3週間程度保存可能)
- 解凍後鶏胸肉の両面に薄く片栗粉をまぶす
- 揚げ油を170℃程度に熱し3を投入し3分間揚げる
- 4を一度取り出し3分間休ませて、再度揚げ油に投入し3〜4分間揚げる
- こんがり色づけば完成
二度揚げすることでより外側がカリッとしますが、面倒な場合は一度揚げでも美味しいです。
私は鶏胸肉で唐揚げを作る際は、下味冷凍の方が味もしっかりしていて柔らかいのでいつも一旦保存しています。
鶏胸肉の下味冷凍で子供ウケを狙うならケチャップ味!
お子様に人気のケチャップ味の下味冷凍も、少ない調味料で簡単に作れます♪
和風の味付けばかりでマンネリ気味の食卓にもアクセントになりおすすめです。
【材料 2人前】
- 鶏胸肉 2枚(400〜600g程度)
- Aケチャップ 大さじ3
- Aソース 大さじ3
- Aにんにくチューブ 2センチ〜
- 塩コショウ 適量
【レシピ】
- 鶏胸肉はそぎ切りにして、両面に塩コショウを振りチャック付き保存袋に入れる
- Aを混ぜてつけダレを作っておく
- 1に2の調味料を入れてよく揉み込み、空気を抜いて冷凍保存する(3週間程度保存可能)
- 鶏胸肉を解凍後、中火で熱したフライパンにサラダ油をひいて鶏胸肉を投入する
- 焼色が付いたら裏替えして弱火にして蓋をする
- 10分程度蒸し焼きにして、鶏胸肉の中まで火が通れば完成
私はケチャップ味が時々無性に食べたくなるので、鶏胸肉を大量に買ってきた際は一部は必ずケチャップ味で下味冷凍しています。
お子様も好きな味なので、家族で楽しめる一品ですね。
まとめ
- 鶏胸肉を下味冷凍で保存する際は、そぎ切りにすると味が染み込みやすくなる
- そぎ切りは同じ筋の向きごとに3分割後、繊維を断ち切るように垂直に切っていく
- 鶏胸肉の解凍方法はおすすめ順に、冷蔵庫での解凍→流水解凍→電子レンジでの解凍
- 常温での解凍は食中毒のリスクがあるので避けるのがよい
- 鶏胸肉の照り焼き味の下味冷凍はお弁当にもおかずにも丼にも使える
- 塩麹で下味冷凍することで、鶏胸肉のパサパサ感を抑えしっとり仕上げられる
- 鶏胸肉の唐揚げは下味冷凍しておくことで、味がよく染み込んでしっとり柔らかくなる
- 少ない調味料で作れる鶏胸肉のケチャップ味の下味冷凍は子供ウケもバッチリ
お弁当や晩ごはん作りの時短に人気の下味冷凍は、鶏胸肉でも味のバラエティが豊富です。
さらに、下味冷凍は時短だけでなく、味も染み込みやすいうえに鶏胸肉を柔らかくするので良いこと尽くしですね。
ぜひ下味冷凍を取り入れて、時短でも美味しく鶏胸肉を頂きましょう♪
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