きゅうりの塩もみは料理を水っぽくするのを防ぐために必要です。
以下の流れできゅうりの塩もみを徹底解説します!
- きゅうりの塩もみが必要な理由
- 塩もみするメリット
- 塩もみをした方がいいメニュー
- 塩もみ後洗い流すか
- 簡単なきゅうりの塩もみの方法
きゅうりを塩もみするべきか、どんなメニューのときはした方がいいのか疑問に思っている方はぜひ参考にしてください。
きゅうりは塩もみはなぜ必要?
きゅうりは調理する際なぜ、レシピの工程で"塩もみ"が入っているのでしょうか。
塩もみなんて面倒、そのまま食べても美味しいのに
とも思いますが、実はこの工程とっても重要です。
【きゅうりの塩もみが必要な理由】
- きゅうりのほとんどは水分でできていて割合は驚きの約95%
→たっぷりの水分が含まれているので何もせずに料理に加えれば、味付けをする際の塩分の浸透圧で水っぽくなってしまう
せっかくの料理が水分が原因で味も、食感も悪くなってしまいます。
そういったことを避けるために、きゅうりには塩もみ工程が必要だと理解ができますね。
きゅうりを塩もみしないと日持ちが悪くなるかも!
きゅうりの塩もみのメリットははたくさんあります!
【きゅうりを塩もみするメリット】
①日持ちするようになる。
②きゅうりのカサが減って、たくさん食べれるようになる。
③色鮮やかになり、料理の見た目が良くなる。
④味が染み込みやすくなる。
⑤きゅうり独特の青臭さを軽減してくれる。
野菜スティックなど歯応えの食感を重視しているメニューであれば塩もみをおこなう必要はありません。
水分があることで、あのパリッとした食感になるからです
しかし、ポテトサラダやナムルといった、他の食材と合わせ、さらにマヨネーズなど油分を含んだ調味料で味付けをするといったメニューには必要不可欠な工程です。
塩もみしたほうが良いレシピ一覧
きゅうりの塩もみをしたほうが良いレシピはいくつかありますが、絶対にしたほうがより美味しくなるのはこちらです。
【きゅうりの塩もみをした方がいいメニュー】
- ポテサラ
- ナムル
- 酢の物
- ピリ辛きゅうり
- サンドイッチ
どれも皆さん一度は食べたことのあるメニューばかりですよね。
最後まで美味しく召し上がるために、ぜひ一手間加えてみてくださいね。
塩もみしたあとは洗うほうが良い
塩もみ後のきゅうりは洗い流しても流さなくてもどちらでもOKです。
しかし、水洗いをすることによって、余分は塩分を取り除くことができ、料理がしょっぱくなったりするのを防ぐことができます。
レシピによっては、塩もみの塩分量を考慮していないものもあるため、きゅうりを洗うことをおすすめしています。
一度参考にしているレシピの材料や工程を確認してみてください
そして洗った後はきゅうりの水気をしっかり切るようにしてください。
せっかく水分を抜くために塩もみしたのに、水洗いしてビシャビシャのまま料理に使えば、水っぽくなってしまいます。
簡単な塩もみのやり方
それでは、おいしい料理を作るために、基本のきゅうりの塩もみをご紹介します。
材料(2人前)
・きゅうり | 1~2本 |
・塩 | 少々 |
やり方
①きゅうりに少量の塩を振って、力を加えながら何回か転がす。
②きゅうりのヘタを切り落として、2mmごどの厚みに切る。
③切ったきゅうりをボウルに入れ、塩を振り混ぜる。5分ほど置いたら、水分を絞る。
【ポイント】
- ポイントは板ずり(まな板上で転がす)をすることで、きゅうり表面の刺も取れ水分がさらに出やすくなる
- お塩以外に、味の素や粉末だしを入れるのも、旨みを濃縮したしたおいしいきゅうりになる
調味料はしょっぱくなりすぎないように注意して入れてくださいね。
この一手間で、料理の美味しさはもちろん、見た目もキレイに、日持ちもするのでぜひお試し下さい。
まとめ
- きゅうりの塩もみが必要な理由は水っぽくなるのを防ぐため
- きゅうりを塩もみすると、味や見た目・臭いに対してメリットが有る
- 逆に塩もみをしないと、料理が水っぽくなったり痛みやすかったりする
- ポテサラ・ナムル・酢の物・サンドイッチなどは塩もみした方がよい
- 塩もみ後は味が塩っ辛くなるのを防ぐため、洗い流すのがおすすめ
きゅうりの塩もみは味だけでなく、日持ちや見た目にも良い影響があります。
少々面倒ですが、さっと塩もみすることで料理がワンランクアップすると嬉しいですね。
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